嫌。

2006年9月24日
バイト先で泣いた。
もっと自分の言い方が違ったら、そんな誤解されたまま嫌われることは無かったかもしれないのに。
あれだけうち解けて話せていたのに、もう差別女のレッテルが貼られて
今までみたいに無邪気な笑顔で話しかけてくれることはないのだろう。
すごく大人に対してあきらめたような、不信な思いを強く持っている子なのを
今までの会話から痛いほど感じ取っていた。
だからせめて私は、そんなことはないんだ、決して全ての大人が
君の考えるようなものだという訳じゃないことを言葉じゃなくて
実感としてだんだんと感じていけるようにしてあげたかった。
 あの子にとって、私というまた一人信用できない大人をつくってしまった。
どうしてあそこまで否定的なんだろう。
あきらめたように世間をバカにするんだろう。
確かにそう言う面もあるよ。だけど、それが全てじゃないんだ。
でも君がそう考えるようになってしまったのは、君のせいじゃないんだよね。
育ってきた環境や物事の起こるタイミングや、人の感情とかによってそうされてきちゃったんだよね。本人は悪くないんだよ。
でも、大きくなってくると、それがだんだんと自己責任になってくるんだ。「どうして自分でできないの」っていう、「もっと〜できるはずなのに!きちんとしなさい」と言われるようになってしまう。
その結果、自分の存在自体をも否定的にとらえるようになってしまうのかもしれないね。
全ての悪循環なんだよ。

 いくらそれは誤解だと言ってももう、聞く耳を持ってはくれまい。
しかも、大人に対して強烈なマイナスイメージを持っている子だから。
でも、私が教えるという立場で、相手が子どもという以上、こんな誤解をされないようなやり方をしてやりたかったし、するべきだった。
 ごめんね。またひとつ、君の不信を増やしてしまったことが本当につらいです。

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